|
|
|||||
|
||||||
目 次 |
||||||
はしがき |
||||||
|
||||||
第1章 平和とは何か ―――――――――――――藤田明史 | ||||||
1 |
はじめに | |||||
2 | 平和研究の対象 | |||||
3 | 暴力の諸形態 | |||||
4 | 平和とは何か | |||||
5 | 平和の諸形態 | |||||
6 | 対話とは何か | |||||
7 | 平和ワーカー | |||||
8 | 社会変革 | |||||
第2章 トランセンド法入門 | ||||||
〈理論〉トランセンド法とは ―――――――――――伊藤武彦 | ||||||
1 | はじめに | |||||
2 | トランセンド法の理論と実践 | |||||
3 | 対話の重要性 | |||||
4 | 紛争転換における態度と行動の矛盾 | |||||
5 | 紛争ワーカーまたは平和ワーカー | |||||
6 | トランセンド法の応用 | |||||
7 | 日本におけるトランセンド法の研究の発展 | |||||
〈実践〉練習問題 ――――――――――――トランセンド関西 |
||||||
1 | はじめに | |||||
2 | ミクロ・レベル | |||||
3 | メゾ・レベル | |||||
4 | マクロ・レベル | |||||
5 | メガ・レベル | |||||
|
||||||
第3章 平和学とは何か ―――――――ヨハン・ガルトゥング | ||||||
1 | 「健康」概念との相似――〈平和:暴力=健康:病気〉という定式について | |||||
2 | 健康学から平和学へ―― そして、もう一度、健康学へ | |||||
3 | DPTにおける類似性―― 応用科学としての平和学 | |||||
4 | 平和学という学問分野 | |||||
第4章 平和学における認識論と方法論 ―――――――ヨハン・ガルトゥング |
||||||
1 | 平和学の位置付け | |||||
2 | 平和学=経験主義+批判主義+構成主義 | |||||
3 | 不変性追求、あるいは不変性打破の活動としての科学 | |||||
4 | 公共的空間における平和学 | |||||
5 | パターン認識とメタファー | |||||
6 | 全体論・弁証法、原子論・演繹主義 | |||||
7 | 出来事と持続性―― 積極的平和と消極的平和 | |||||
8 | 「秩序」の現象学 | |||||
9 | 結論:平和学は、他の研究分野から何を得たいか | |||||
第5章 戦争の理論から平和の理論へ ―2001年の「真珠湾の日」 ――――ヨハン・ガルトゥング |
||||||
1 | 歴史をどう理解するか | |||||
2 | 「真珠湾」以前―― 戦争にいたる出来事 | |||||
3 | 「真珠湾」のもとで何が起こったか―― 戦争の理論 | |||||
4 | 戦争の理論から平和の理論へ | |||||
第6章 「構造的暴力理論」の批判的考察と 平和学の課題 ――――――西山俊彦 |
||||||
1 | SV概念の整序的把握 | |||||
2 | SV理論の成立根拠は「完全平等原則」 | |||||
3 | J.ガルトゥング教授のレスポンス | |||||
〈補論〉 構造的暴力理論の概念について―― 西山論文へのコメント |
||||||
|
||||||
第7章 9.11/10.7以降の世界 ――テロリズムとめぐる3つの言説―――ヨハン・ガルトゥング |
||||||
1 | 3つの言説 | |||||
2 | 言説としてのテロリズム | |||||
3 | 言説としての原理主義 | |||||
4 | アメリカの介入主義はなぜ起きるのか | |||||
5 | 理性的分析とはどういうものか | |||||
〈補論〉 米国の病理現象の分析 |
||||||
第8章 東アジアの平和構想と日本の役割 ―――――――――――中野克彦 |
||||||
1 | 東アジアの分断線の基本的構図 | |||||
2 | 分断線をめぐる3つのシナリオ | |||||
3 | 東アジアの平和構築と和解の連鎖 | |||||
第9章 平和的価値の創造における芸術の役割 ―――――――――――奥本京子 |
||||||
1 | 土壌としての「平和の文化」 | |||||
2 | 平和教育を考える | |||||
3 | 平和学の「場」―― 平和教育・学習を通して | |||||
4 | 「平和」概念の具体化―― 平和の文化の基礎としての平和学 | |||||
5 | トランセンドにおける発想の転換と対話 | |||||
6 | 「対話」と「関わること」と芸術の役割 | |||||
7 | 「生きること」と芸術の力の可能性 | |||||
8 | ヘルスケアと芸術 | |||||
9 | 芸術の2面性 | |||||
10 | 平和の絶対的な「価値」と暴力の徹底批判 | |||||
第10章 平和研究者がなぜ現代非合理主義批判に 取り組むのか――――――――――――――安斎育郎 |
||||||
1 | はじめに | |||||
2 | 現代非合理主義の危うさ | |||||
3 | 科学と価値、科学者と価値観 | |||||
4 | 人生、どう生きるか―― 平和学的な視点をこめて | |||||
索引 |
||||||
執筆者紹介 | ||||||
●Column | ||||||
1 |
「普通の近代国家」を超えるプロジェクト としての日本国憲法 ―――――――――――――君島東彦 |
|||||
2 | ジェンダーと平和 ――――――――――――――風呂木惇子 | |||||
3 | 開発と平和 ――――――――――――――――岩ア裕保 | |||||
4 | 核廃絶運動におけるNGOの可能性 ――――――――中村桂子 | |||||
5 | 科学・技術と平和 ――――――――――――――田中 正 | |||||
6 | ODA大国日本―― 平和と援助―――――――――――長谷邦彦 | |||||
7 | 平和的な経済のあり方―― デンマークの事例 ―――――――藤岡 惇 | |||||