西 山 俊 彦 |
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6:00 起床、7:00
一人でミサ、2ヶ月近く亘ったワシントン滞在からニューヨークに移って三日目、午前は連絡と雑務、13:22 コロンバン会のある Bayside から
LIRRで NY
へ。やはりニューヨークの喧騒はスゴイ、人々が、自動車のクラクションが、屋台が、そして世界の経済と流行の先端が雑然とひしめきあう。いやこれだけ異種の物と人が集まっていて暴動が
起こるわけでもないのだから雑然ではなく整然とでも云うべきか。懐かしの Empere State Building をくぐり抜け、国連代表部のある
UN PLAZA 866へ。国際政治の中枢だけに警護は周到、軍縮関係担当の齋賀一等書記官の話しを伺う。 |
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6:20 起床、7:00
一人でミサ、旧友その他に電話後、11:20−13:30 マッハッタンの“Jesuits on Wall Street”に Fr.Neil
Doherty, S.J.を訪れる。Wall街に福音の光をと二年前に開設された新しい試み、Weakland大司教の論文もここでの講演をプリントしたものだ。Wall街では若い黒人
Messenger Boyの案内を受ける。 Lexington Ave. Expresss車中で話した二黒人高校生の一人は中国語をやると云う。隣席の若い中国系女性も親切だった。皆いい人ばかり…。14:00
48−49Ave. 16階の日本領事館へ寄る。ビザ申請者でゴッタ返している。多勢押寄せ応対は大変だろうが、第一印象は大切。14:35
UNインフォメーション・デスクで国連バチカン代表部で活躍のSr.Janet Richardsonに会う。友人二人も一緒だ。 |
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6:10起床、朝食後 G.P.Schultz の
Shaping American Foreign Policy, New Reality and New Way of
Thinkingを読んで、12:22 の列車で NYへ、NYでインタビュー用テープを求めてフト入った店では、ヘブライ語を話していた。先ず PAN
AM でベネズェラ入国に必要な Tourist Cardを入手、14:00−15:00 ヴァチカン代表部軍縮問題担当のSr.Majorie
Keenanに現況を伺う。…やるせない思いを抱いたのは小生だけだったろうか。15:30 1011 First Ave.にある Catholic
Relief Service, CRS,の Sr.John Hart, O.S.U.の下へ。沢山の
Appointmentsを確定してから、NY大司教区の宗教事情を分析している Mrs.Ruth Doyle 成田さんに会い、又、Cardinal
O'Connor の事務所にも立寄る。帰路 17:25の LIRRに乗ったところ Bayside を通過、Great
Neck迄行ってしまう。帰宅が一時間遅れ責任を転嫁することしきり―
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5:20 起床、6:00 一人でミサ、直ぐ
NYの Catholic Centerへ。8:50 CRS, Latin America担当の Peter Shiras氏に
Interview、どうも話が乗らず質問が政治に片寄ってしまったのは朝早いためだろうか…。10:30 Sr.John
Hartのデスクを経て、Ricardo Osborne氏によるブリーフィング、アメリカ担当の彼の氏の話は事例紹介が中心、人あたりがよい。12:30
ジャマイカ領事館でビザ取得、13:00トリニダド・トバゴ領事館にビザ申請。トンチンカンも重ねながら、14:30再び CRS、タイ担当
J.M.Klink氏、パキスタン・インド担当 R.F.Kocienda氏、Fr.R.L.Charleboisに
Briefing・Interview、Martin Jenco氏の件は難しくよく祈って欲しい。又今、ベイルートで働いていた CRSの Atta
Taleh氏が4日爆死したテレックスが入った、などをも聞く。アフリカ担当 Ms.Joan Mitchellからは体験談を、National
Council of Cath.Women の Sr.Joan Gartland(かなりのお年、しかし口紅が鮮やか…)には井戸寄付実践の話を聞く。17:00
Carnegie Hall, Central Parkをテクッて 18:49 の LIRRで Baysideへ、20:30−21:50
Fr.Meehan, S.S.C.達と Mets−Cardinals、Yankees− Brewers戦同時中継を TVで…。 |
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6:50
起床、今日はユックリ休んでやろうと予定の行動、ミサは“Atta Talah氏、Martin Jenco師と CRSの全ての人々のため”午前に
Foreign Affairs誌、D.Fromkin, J.Chaseの The Lessons of Vietnam ?、午後に
C.W.Kegley,Jr., E.R.Wittkopfの The Global Agenda Arms and Influences,
Quincy Wrightの The Canses of Warを読み、パキスタン・インドの訪問先への手紙を認める。 |
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ご聖体の祝日 5:45 起床、聖務と黙想を少々、7:15 朝食後、Q13バスで Flushingへ、Subway 7 に乗換え Grand Central Stationへ。途中 Metsの本拠地 Shea Stationへ。途中Metsの本拠地 Shea Stadiumが目にとまる。一度でも Major Leagueを観戦できるだろうか…。 |
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Fordham大学で催された Association of Catholic Colleges and Universities、1985 Conference on Peace and Justice Educationに参加、カトリック大学関係者のみでなく、国連平和大学 Rodrigo O.Carazo学長、Nathonal Peace Institute財団 Robert J.Conlan事務長とも面識を持つ。 |
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しかし、8月19日からルーヴァン大学で催される世界宗教社会学会議での発表補足データ作成… |
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4:30 起床、小チャペルで一人ミサ、“John &
Mary、本当にありがとう、 |
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…午前には、El Colegio de
Mexico田中道子さんとニカラグア領事館に赴きビザ申請、同時に米貨25ドルを支払う。 |
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…… 9:40 ニカラグア領事館でビザを受取り、待たせてい同じタクシーで
Durango通りの教区事務所に福祉担当責任者 M.A.Quevado広場からペセロ(乗合タクシー)でEl Colegoi de
Mexicoへ、初めに会った少壮学者 Agusyo教授の応答はマジメなのかどうか…
でも最後は正気で前途を約して別れる。立派なカフェテリアで日本語担当教授栗飯原淑恵さんにお昼をよばれ、13:00 Rudolfo
Stavenfagen教授と会った後、Libreriaで当大学院大学教授陣による開発関係著書を16:50まで渉猟、10冊を
P.7240で購入、発送依頼した。値段は論外だがワシントン、ニューヨークから送ったものとは格段に安い。図書館を見せて貰い、米出発直前に依頼された英知大学図書館からの書類のコピーを取る。しかしこの忙しさでは何ができるだろう…。帰りはやはりペセロとメトロ、地下鉄エチオピア駅を出る階段に小っちゃなチューインガムを並べてしゃがみこんでいる男の子、気の毒に思う。いくらと聞くと20ペセタ、お金は渡したがなかなかくれない。そこで手を出したところ、自由に持って行けとの合図…、見つめてみると実に冴えない疲れ切った顔色、8、9歳位だろうか… そういえば、先ほど席を譲ろうとしたとたん行ってしまったメトロの視覚障害者もヒョッとすると物乞いではなかったろうか…。メキシコ市ではいたいけない子供の物売りが目立つ…。 |